イーサリウムは今週にかけて複数の技術アップデートを反映する、一連のハードフォークを予定していた。これは技術的には大きな変更となり、リスクを伴うことから、以前も一度延期されていたフォークである。
今回のフォークが成立した場合には、ETHに加えて追加のコインが誕生することも考えられていたが、今回の延期を受けて特に変化はない。
一方で織り込み済みだったのか、これを受けて特に大きなETHの下落は見られない。一度は1万円代を切ったイーサリアムは1万6千円台まで上昇したが、その後1万3千円のレンジにまで低下、今回のハードフォーク延期を受けてこのレンジでの値動きが続いている。
昨年の人気低下に伴いジリジリと下がっていた傾向が継続することも予想されるが、1万円を切った水準では、心理的に割安感がある。
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