日本時間の20日未明、日本の取引所最大手のビットフライヤーはビットコイン分裂の可能性に備えた対策を発表した。
8月1日に発生する可能性がある通貨分裂に備えて、同取引所は7月31日の夜10時からビットコイン(BTC)の引き出しや預け入れなどの取引を一時停止する。
万が一に分裂が起きた場合には、8月2日を目処に分裂した主流でない方のビットコインも取引を継続することを明らかにした。
これによって、一時的な取引停止という不便さはあるものの、ユーザーにはビットコインが分裂しても両方の通貨が保有できることが明確にされた。
なお、分裂は本日もSegWitシグナル期間であり明日の結果では分裂が起きない可能性がさらに高まることも考えられる。分裂が起きないとビットフライヤーが判断した場合は、この措置は講じられない。
20日の取引開始を受けて、一定の不安感を持つユーザーはいても、取引所対応の方針が固まったことで不確実性は低下する見込み。
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