米コインデスクのまとめによれば、過去 7年間を通じて11月はビットコイン価格が上昇した月が多いことがわかる。2010年から2017年までの7年間において、2013年には467%上昇した他、2017年には53%上昇している。実に2011年に8%下落した年を除いて、かならず上昇しているのだ。
こうしたトレンドは株式市場でも見られ、必ずあたるものではないが、ビットコイン相場が投資家心理で動いていることを考えると、それほど無視できるものでもない。
実際ビットコインの変動幅は縮小する一方であり、これほどの安定はまるで成熟資産のようである。去年に見られたような熱狂的なバブルはなくても、堅調な推移は起きる可能性がある。何よりも、ビットコインには送金というキラー用途があるが、そのためには価格のある程度の安定は望ましいものである。
次回の上昇の波はETF導入などに見られる、投資家の裾野の広がりと共に到来すると見込まれるが、ある程度の底堅さを見せている6000ドルは一応の買いラインと言えるだろう。
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