ビットコインは70万円台になってから細かな上限を繰り返しつつ、停滞しているように思われる。このトレンドはいつまで続くのか?
ビット総研の米国筋の情報によれば、これまでの値動きと比較して、今回は大手の金融機関が次の大幅な価格上昇に向けて仕込みを入れているという。その次の波とはETFである。
ETFとして証券取引委員会に承認されれば、ビットコインの購入は大幅に容易になる。あらゆる証券会社で購入が可能になるだけでなく、米国では退職金の税優遇口座に組み込むことや、あらゆる資産運用アドバイザーにとっても投資助言の対象となる。
ETFが承認されれば、あらゆる有価証券の元締めである米大手投資銀行の大きな収益源となることになるため、表立って動きはなくても、何らかの準備を進めていることだろう。
ただしETF承認に向けた動きはそれほど容易ではない。 先月にも、オプション取引所を運営するCBOEがビットコイン専業業者との提携を通じてETFの上場申請を行っているが、判断を延期するとの発表があった。
今後、70万円台での小動きから大きな変動があるとしたら、こうした本流の金融機関がETFを通じて参入してくる場面はないか。ビットコインは現状需要と供給のみで価格が決まっている。ETFの認可は、大幅な新規流入を可能とするため、再び上昇の波が発生する可能性は高い。今後ともETFの認可状況に注目があつまる。
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