ビットコインは今週50万円の上値を抜けると、56万円台まで一気に上昇した。その後、一旦下落して、落ち着く水準を求めて値動きが激しい。55万円になると、米ドルで5000ドルの節目となり、これをこたところで一旦は確定の売りと見られる下落を迎える。この後は調整を進めつつ上昇が続くことも大いに考えられる。
7月にはビットコインは分岐を含む様々な技術的な不確実性に直面しており、その当時には一時20万円を割り込む水準にまで低下したこともあった。無事にアップデートが合意され、その後予定外であったビットコインキャッシュのフォークが行われたが、これも問題なく消化されると、その後は一本調子に上昇が続いている。
次回の技術ロードマップ上のイベントは11月に控えているが、引き続きビットコインの供給が限られていることと、知名度がますます世界的に拡大していることから、現状では価格は上方に引っ張られる要因しか見当たらない。
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